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平安時代の僧・円珍の史料が「世界の記憶」登録へ(2023年5月24日)

最古のパスポート「世界の記憶」に登録

https://youtu.be/IyQxEjJEzn4

中国から日本に密教の教えをもたらした僧・円珍に関する史料がユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記憶」に登録されることになりました。  

ユネスコの執行委員会は24日、「智証大師円珍関係文書典籍」について、世界的に重要な記録遺産として認める「世界の記憶」に登録することを決めました。  

この史料は平安時代に中国の唐に渡り、日本に密教の教えをもたらした僧・円珍に関連するものです。  

大津市の園城寺などが所有していて、現在のパスポートのような役割を果たした通行許可書「過所」も含まれています。  

日本からの登録は8件目となります。  

また、石川県白山市の「白山手取川(はくさんてどりがわ)」について、世界的に貴重な地質や地形があるとして「世界ジオパーク」に認定されました。  

こちらは国内では10件目です。 [テレ朝news]

雑感

平安時代の僧・円珍が唐から持ち帰った資料が「世界の記憶」に登録されました。

円珍は唐に留学し、密教を学んで帰国しました。そのとき持ち帰ったものの中に唐の役所が発行した「過所」とういう通行許可書があります。これは最古のパスポートと呼ばれ、持っていれば、外国から来た人でも安全に唐内を移動できたといいます。中国でもほとんど残っていない貴重な資料でした。

1100年以上前の文書が、きれいな状態で残っていることが奇跡であり、文書を所蔵する寺も何度も焼き討ちに合いましたが、そのたびに寺の僧侶が寺の外に持ち出して、守り継いでいたのです。